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Home > 市民のページ > 2007/1/29 平成21年5月までに裁判員制度スタート!
平成21年5月までに裁判員制度スタート!、もしかするとあなたも裁判員
 一般国民が裁判官とともに犯罪者を裁く、「裁判員制度」が2年後の平成21年5月までにスタートすることから28日、福島市で開かれた「全国フォーラム2007in福島」には、裁判員制度に高い関心を持つ市民など約400人が参加した。
 始めに岡光民雄福島地方裁判所長が、「適切な裁判の進行のためにも、裁判員の候補者に選ばれ場合は積極的に参加して欲しい」とあいさつ、理解と協力を求めた。会場ではまず、「裁判員制度のあらまし」と「裁判員に選ばれるまで」そして「わかる。裁判員制度」についてビデオが上映され、福島地方裁判所の小川里佳判事が選任手続きのポイントについて解説を行った。休憩を挟んで3人のパネリストと3人のアドバイザーによるパネルディスカッションが行われた。パネルディスカッションでは、裁判がこの裁判員制度の導入でより身近なものになったこと、さらに人を裁く側になることによる戸惑いと不安についてパネリストから忌憚のない質問や意見が寄せられたほか、専門家のアドバイスによって裁判に対するアレルギーも少しは和らぎ、ときおり会場から笑い声も聞かれた。(写真は最高裁判所が発行する解説書)

 今回のフォーラムでは、裁判員制度を通して、日本人のモラルの向上と犯罪に対する抑制、さらには国民的な基盤の確立によって司法への信頼性が高まり、国民参加型の裁判が始まることを印象付けた。バネリストからは法律上の難しい用語や言葉をカバーする配慮や裁判過程を知る上でのストレスや評決に加わったことに対する心の負担、さらには日常生活の制約や金銭面での支援と不安、さらに、一般国民の方が量刑には厳しいので“量刑の相場”は上がるのではないか、日本人の気質にあった裁判員制度であって欲しいとの意見が出された。
 これに対しアドバイザーからは、常識、良識を基に考えて判断すればいいこと、裁判所に一生に一度も行かないことは幸せなことだが、司法は日常生活の中にあるものであり、この制度ができたことで日本の裁判も大きく変わり、争点の明確さや証拠品の限定により、これまでの量と質でも国民に分かりやすい裁判になっていくのではないか、などのアドバイスがあった。

●パネルディスカッション出席者
《パネリスト》
石橋秀郎(日本青年会議所副会頭、石橋工業代表取締役・郡山市)
市橋順雄(ゆめサポート南相馬所長・南相馬市)
遠藤教子(太田西ノ内病院医師・郡山市)

《アドバイザー》
小川里佳(福島地方裁判所判事)
鈴木敏宏(福島地方検察庁郡山支部長兼白河支部長)
菅野昭弘(福島県弁護士会副会長)

《コーディネーター》
土屋美明(共同通信社論説委員長兼編集委員)

裁判員制度については最高裁判所が発行する『裁判員制度Q&A』や『裁判員制度』を参考にすると分かりやすく書かれているので参考にしてください。また、ホームページにリンクしてもご覧になれます。(07.1.29)
http://www.saibanin.courts.go.jp/



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