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『観光』は新たな産業なり!

〜福島駅の活性化をめざして〜
 所属する会合で22日、JR東日本福島駅長の千葉伸さんの「福島駅の活性化をめざして」と題する講演を聞いた。千葉さんは前任地の山形から赴任して2年目で、山形を織り交ぜながら約1時間、新赴任地のふくしまの観光と活性化について語った。
 「地域にとって『観光』は新たな産業」と定義する千葉さんは、地方だからできること、地方でなければできないことを積極的に情報発信し、『福島』だからできること、『福島』でなければできないこと、それが観光地の差別化(オンリーワン)となり、「また、来てみたい!」とおもうリピーターの醸成につながる。そのためには、ふるさとの持つ自然、歴史、文化、食材を生かした取り組みこそが、いまの時代が求める「癒し」と「くつろぎ」である。こうした取り組みの基本には、自治体、地域が一体となって、「おもてなしのこころ」を地域風土として醸成することで、リピーターをいかに増やせるかのポイントになると話した。

 観光客はいま、何を求めて、何を期待して訪れるのか。旧来型の名所・旧跡見学やスキー旅行から、温泉、資料館、美術館、観光果樹園と多彩な活動を楽しむ旅行へと変化してきた。全国の50歳以上の消費支出は、この15年で48%増え、平成27年には127兆円の大産業となり、全体消費支出の52%なると予測される。こうした観光客の期待に応えるには、地域のメリット、資源を生かした観光地、地域づくりの情報発信が大切で、「その地域にしかできない、その地域を訪れなければ得られない感動、個性ある町づくり」にかかっている。そのためにも、現状のデメリットである寂れ、不便、交通網の不整備、PR不足、情報不足を払拭し、地域の魅力の再発見、発掘と維持保全、さらに景観、自然、街並み、伝統的な食物の提供、観光コースの整備、案内標識の充実がいま以上に求められる。



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