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「蓬莱SC」の将来は、商人の魂にあり

存続問題に揺れる蓬莱ショッピングセンターと蓬莱団地の家並み
存続問題に揺れる蓬莱ショッピングセンターと蓬莱団地の家並み
 分譲からすでに30年が経った福島市の蓬莱団地、高齢化と空き家、そして人口減少に歯止めがかからない。その団地再生に取り組むNPO法人循環型社会推進センターが18日、団地内に隣接する蓬莱学習センターでその打開策に向けた「まちづくりシンポ」を開いた。
 まず、差し迫った大きな問題として、県住宅供給公社が20年度をメドに解散が現実的となったいま、団地の核となる蓬莱ショッピングセンターは存続できるのかということである。福島大学経済経営類教授で蓬莱中心施設(西棟)調査研究会長を務める清水修二氏は、「ショッビングセンターをどうするか」についてのアンケート調査で、『住民はSCに必要と期待を持っていること、そして事業主も引き続き営業継続を望んでいることから、存続に向けた方策を模索すべきで、そのためにはSCオーナーの責任主体の再構築、建物の本格的な改修の必要性、さらに空き店舗対策には家賃の値下げと投資に見合った家賃収入とのバランスが不可欠とし、現在の入居テナントの継続と新たなテナント確保とマーケットの拡大を予測している。また、存続のためのアイディアとして、西棟と東棟をセットにした新しい共同空間(中心施設全体)のデザインや魅力ある商業空間の可能性を探るためのハード面の整備、ユニバーサルデザインによる特色付けやスローライフデザインの採用のほか、新たな業種、商店の吸引や親と子供が集まる空間造りなどを挙げている。また、NPOなどによる協働型の経営参加やまちづくりキャンペーンの展開などを訴えている。要するに、SCを建て直すか、改修にとどめるべきか、SCの新たな所有者は誰になるのか、運営は誰が担うのか、新たなテナントはどうやって固めるのかなどが再生ための課題だとまとめている。



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