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主幹 富田正廣

近藤総裁が民営化前にやる「改革」とは!

30日放送、テレビ朝日系番組「スクランブル」より
30日放送、テレビ朝日系番組「スクランブル」より
 郵政民営化選挙と呼ばれる今度の「衆議院選挙」が30日告示となり、1130人が立候補の届け出を出して、政権がひっくり返るかが国民の関心の的になってきた。こちらもいよいよ、残すところ後1ヶ月で民営化になる日本道路公団。30日のテレビ朝日系昼番組「スクランブル」に、日本道路公団・近藤剛総裁が、公団民営化推進委員会の猪瀬直樹氏と揃って生出演した。近藤総裁は民営化後には、3分割される「中日本」の会長就任が決まっている。久々にテレビで拝見したが、色艶(いろつや)、言葉の歯切れも良かったが、この1ヶ月間で、どこまで公団内の“ウミ”を絞り出せるかが話題の中心である。ちなみに「東日本」と「西日本」の会長には、あの橋梁談合に荷担した談合組織の「K会」メンバーである新日本製鐵前副社長の八木重二郎氏、同じく「A会」メンバーの神戸製鋼所元専務の石田孝氏が就任することが既に内定している。3社の社長にはこれまた、日本道路公団の関係者が内定している。

 これって、表紙を替えて民営化にしただけの結果になるのではないかとの疑問はある。談合組織の世界に身を投じた人間と、ここまで何一つ改革できなかった近藤総裁に「民営化」を託して良いものだろうか。西日本の社長に内定している奥田楯彦日本道路公団理事などはファミリー企業とゴルフをしていた人間だという。また、逮捕された内田道雄副総裁を高く評価していた近藤総裁は、「副総裁に大抜擢したが、こうした結果となって、とても悲しく、残念です。組織全体にも問題はあったので、そうしたウミを全部出したい」と語るが、司会者である大和田爆さんから、「逮捕者が出る前に、なぜ見抜けなかったのか」との苦言は当たり前のことだ。近藤総裁はフリップをかざして、公団のやるべき課題といて、(1)意識改革、(2)談合等不正行為防止策の確実な実行、(3)民営化に向けての必要な作業を挙げた。「中でも企業管理会計に早く移行しなければならない。「法会計」の元での意識改革に全力で取り組むと明言した。



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