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住居系不動産投資には、ずっと昔のバブル時のにおい

慶徳総合経営センター株式会社
代表取締役税理士 慶徳 孝一

 「カボチャの馬車」という女性専用「シェア・ハウス」を運営するスマートデイズという企業が経営破綻しました。経営破綻の原因とされる「サブ・リース」と呼ぶ事業モデルやスルガ銀行の融資姿勢に焦点が当たり、マスコミの報道はもっぱらそこに尽きました。しかし商品とした「シェア・ハウス」自体が低品質な不良物件で、『入居者が集う「井戸端」のような空間』とはかけ離れたものであったようです。
 「サブ・リース」とは賃料保証の賃貸形態です。仮に入居者がいなくても一定の賃料が保証されることを売りにオーナーを募り、オーナーの実質所得を水増しする手口で融資拡大をしたスルガ銀行に批判が集中しました。賃料保証をしたスマートデイズが経営破綻してしまっては「サブ・リース」そのものが絵に描いた餅です。元々不良物ですから、入居者は激減し借入金の返済だけが残る悲惨な状況に陥ります。

 さて、私が税理士を開業したのは昭和57年です。時まさにバブル景気前夜でした。そのバブルが始まった昭和62年12月に慶徳総合経営センター(株)を設立しました。日経平均株価は平成元年12月に38,915円87銭の最高値を付け、路線価も平成 4年にピークを迎えました。その後のバブル崩壊により株価は7,000円台へ、路線価も下がり続けました。この体験が「投資」と「投機」の違いを身体に叩き込む機会となりました。
 そんな平成バブルの頃、超短期でカードローン審査を通す地銀がありました。それが「スルガ銀行」です。最近でもWEB審査で契約を通すとか‥ ・。時代の寵児として、地銀の優等生ともてはやされておりました。「おごれる者は久しからず」ですね。最近の住居系不動産投資には、ずっと昔のバブル時のにおいがします。「投機」に陥らないよう、十分な検討をお薦めします。(2018/07/30)

■慶徳綜合経営センター株式会社
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■税理士 慶徳孝一の税と経営
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