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バイオマス、その利活用を東北から提案しよう!仙台市・東北バイオマスフォーラム2007

 二酸化炭素削減による地球温暖化対策や循環型社会の構築などへの取り組みで脚光を浴びるバイオマス、その利活用を東北から提案しようというフォーラムが3日、仙台市の仙台国際センターで行われた。会場には産学官で利活用に取り組む約600人が参加した。


『脱石油文明』と『持続可能な社会』の実現を!

 午後から行われた「東北バイオマスフォーラム2007」では、NHKで活躍した科学ジャーナリストの小出五郎氏が「地球市民の温暖化対策」と題して基調講演を行った。小出氏は、「地球温暖化対策が世界規模で取り組まれている中で、さらに深刻化しているにもかかわらず、世界は対立している。元アメリカ合衆国副大統領のアル・ゴア氏がノーベル平和賞を受賞する時代になってきた。それだけ政治テーマの課題でもある。地球環境問題はそれだけに地方の自治体の役割が大きい。地球温暖化が進むと生物にも影響を及ぼすばかりか、世界中が大混乱を招き戦争が勃発する危険性も潜んでいる。まずは、『脱石油文明』がポイントだ。それに経済至上主義社会がもたらした地方格差、教育問題、治安の不安定など、脱石油と社会のおかしさをどうするのかが、これからの時代の最大のポイントとなる。クリーン社会を根付かせ、人とのふれあいを大切にする社会、すなわちバランスのとれた『持続可能な社会』の実現にある」と語った。

農水省のバイオマス・ニッポン総合戦略

 また、迫田章義東京大学生産技術研究所長は、「バイオマス利活用に向けた今後の展望」と題して講演し、“バイオマス・ニッポン総合戦略”、 “バイオマスの分類” “我が国におけるバイオマス利活用システム“などについて解説した。また、東北バイオマス発見活用協議会の図師田聡子氏が“東北におけるバイオマス利活用」を提案したあと、パネルディスカッションが行われた。これに先立ち、山根祥生東北農政局長(写真上)が「大きな可能性を秘めたバイオマスの利活用を、地域、行政、企業がそれぞれの立場で取り組んで欲しい」とあいさつした。
 午前中は月島機械水環境事業本部、日本車輌製造エンジニア本部がそれぞれの得意分野における事例発表と三菱総合研究所環境・エネルギー研究本部がバイオ燃料の将来について講演を行った。また、別会場では福島県の大玉村が開発した環境リサイクル商品“おったまげた肥料”や磐梯町などを始め東北各地の自治体や企業のバイオマス関連商品が展示された。(07.12.6)
バイオマス・ニッポン総合戦略
http://www.maff.go.jp/j/biomass/
http://www.tohoku.maff.go.jp/kihon/baio/index.htm



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