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日立製第1号で「汚泥脱水乾燥車」を納入、トーカンが県内の集落排水汚泥処理施設で運用
 (株)トーカン(郡山市安積町・有馬一郎社長)は7日、農業集落排水処理施設等の事業拡大を図るため納車した「汚泥脱水乾燥車」の交通安全祈願を開成山大神宮で執り行った。安全祈願祭には、有馬社長を始め納車元の日立プラントテクノの関係者などが出席して行われ、有馬社長らが玉串を捧げ交通の安全と商売繁盛を祈った。
 大神宮本殿前に横付けされた車体は、全長約8メートル72センチ、全幅約2メートル50センチの大型車で、ボディーにはトーカンのイメージ色である緑を基調に『SECOND LIFE』の文字と後部車体にトーカンのロゴマークが描かれた。
 祈祷後、場所を天栄村の松本地区集落排水施設に移動して、汚泥脱水乾燥車の試運転は2日間にわたり現場で行われた。今後は、県内市町村が運営する農業集落排水処理施設の汚泥処理や民間施設などでフル稼働する。日立プラントテクノ社でも全国第1号の納車となるだけに、多くの専任担当者が見守る中で調整が進められた。
(写真=開成山大神宮で行われた安全祈願)


乾燥後は普通肥料などとして農地に還元


「乾燥車」の特長はまず、セラミックボールを使った熱球乾燥方式によるスピード乾燥が特色で、直接加熱することで熱効率が高く、低ランニングコストが維持できる。さらに、乾燥品の含水率を任意に調整することが可能(10%〜30%)で、乾燥後は普通肥料やコンポストの副資材として農地に還元することが可能だ。また、脱水機と乾燥機を省スペースでシステム化したことやシンプルな機器で操作や取扱が容易なことだ。ほかにも生成物の臭いが少なく、扱いやすく、減容化も50分の1程度(汚泥濃度15000ppmで含水率が20%の場合)である。発生汚泥乾燥物は1立方メートル当たり、汚泥濃度15,000ppmで18.8キログラム、汚泥濃度20,000ppmで25.0キログラム減容される。有馬社長は「県中、県内を中心にまず拡大を図りながら、公共と民間に力を入れていきたい」と話す。汚泥が粉末状か顆粒状に至までの処理能力が約1時間という早さは、汚泥処理業界でも大きな話題となりそうだ。(07.5.10)

トーカンホームページ
http://www.tokans21.co.jp/
日立プラントテクノホームページ
http://www.hpc-ht.co.jp/topics/index.html



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