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年金の「格差」が思いのほか大きい
慶徳総合経営センター株式会社
税理士   慶徳 孝一

 今、日本ではいろいろな分野において「格差」が問題となっておりますが、格差を作らない社会が本当に実現できるのでしょうか。日本を取り巻く変化は、こちらの事情にはお構いなく次々と押し寄せています。世界経済では新興国が台頭し、ものすごい勢いで「フラット化」「マネー化」が進んでいることを忘れてはいけないでしょう。チャンスがあれば国を問わず巨大なマネーが一気に押し寄せてきます。労働の単価の安い国と工場はいとも簡単に移りますし、そうなれば労働の単価の高い国の労働分配率は、昔のように質とは関係なく同じというわけにはいかないでしょう。
 今、必要なことは、単なる金銭的な格差の是正よりも、能力も技量も余人をもって代え難い質の高い労働者を育てることでしょう。将来の日本は団塊の世代の引退が示すように生産人口は減少する一方なのですから、その減少を数で埋めるのではなく質で補填していくことを考えるべきであり、そうすることで格差も自ら小さくなってくるはずです。
 ところで、確定申告書の繁忙期が終わり、余韻の中で毎年この時期に感じることがあります。多くの皆様の確定申告書を作成する過程で、年金の「格差」が思いのほか大きいということです。高齢の方の年金受給額は300万円を超えるケースがざらにあります。これに対し、最近退職された方の年金受給額は200万円前後の方がほとんどです。「私たちの世代に本当に年金がもらえるのか?」という不安が巷に蔓延しておりますが、政治家や官僚にその不安を払拭してくれることを期待していいのかどうか・・・・
 当社恒例となった「改正税法セミナー」を4月11目(水)にビックパレットで開催いたします。今年は「相続対策実践編」も併催予定です。是非ご参加ください。
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