市民〔citizen〕と結ぶネットマガジン!
建設メディア「MEDIA」
Home > 自然と環境 > 県南

アジ友好が9月「水問題」をテーマに研修会


〜日本大学工学部小野沢元久学部長に要請〜
 アジアの環境問題や支援事業に取り組む福島県アジア友好協会(八巻一夫会長)は28日、郡山市田村町にある日本大学工学部を訪れ、9月30日に開催予定の「21世紀のアジアと水-福島からの発信」と題する『見学・研修会』開催のための協力を要請した。八巻会長と企画担当の大内邦夫副会長(大邦産業社長)は、小野沢元久学部長に同大学内の施設使用協力や小野沢学部長の講演依頼の要請書を小野沢学部長に手渡した。(=写真)小野沢学部長は八巻会長に対し、施設使用許可と講演協力を即座に承諾した。

 八巻会長は、「日大工学部と福島県雨水活用事業協同組合が共同開発した『雨水ろ過長期保水システム』がアジア各国ではどのような使用方法が可能なのかを考えると共に、21世紀の水問題に対し、協会としても積極的に取り組みたい」と語った。また、企画を担当した大内副会長は、「21世紀はアジア諸国をはじめ、世界各地で『水』が大きな問題となる。環境の変化によって、洪水と干ばつの繰り返しにより、世界は今、『水』で大きな打撃を受けている。その中でも、我々が支援するアジアの発展途上国が抱える水不足は深刻な問題と捉えている。同大学校舎内の「雨水ろ過長期保水システム」の見学・研修を含む雨水の利用や水問題、さらには環境問題までをテーマにした研修会は、会員にとっても、別な視点からアジアに対する理解度も高まるはず。また、国内においても、地震被害や他災害時で最も困ることは、トイレや風呂などの水の確保で、県や県内の自治体は早急な対策が必要だと感じている。ぜひ、水に感心のある一般市民の皆さんや自治体の職員、さらには建設業界の皆さんもぜひ、小野沢学部長の環境問題をテーマとした講演等を含めた研修会に参加して欲しいと考えています」と意欲を見せた。 

これに対し、小野沢学部長は懇談の中で(=写真)、「発展途上国は特にインフラ整備が遅れていることが問題で、命を助ける医療支援も大事だが、インフラ整備が悪いと言うことは人々の健康さえ維持できないということだ。いま、支援で大切なことは人々に知恵を付けてやり、自覚させることだと思う。先進国の役割は教育であり、それが将来、国のインフラ整備にも繋がる。水の問題は世界の森林との係わりも大きいだけに、“木を見て森を見ない”考え方であってはいけない。ぜひ、地元を見て、アジアを見てください」と激励した。
 陳情要請には、八巻会長、大内副会長のほかに、矢吹馨理事、挽野喜孝(挽野自工)会員、富田正廣(メディアネットプラン)会員、鈴木文男事務局長、それに福島県雨水活用事業協同組合理事長の藤島寿(藤島建設)法人会員が同席した。(06.7.29)



Copyright (C) 2001-2005 Medianetplan Co.,Ltd. All Rights Reserved.
このサイトに記載された記事及び画像の無断転載を禁じます。