市民〔citizen〕と結ぶネットマガジン!
建設メディア「MEDIA」
Home > 公共事業 > 県南

音楽堂の立地は市街地が望ましい


〜郡山市の整備検討委員会で話合い〜
7月25日の郡山市音楽堂整備検討委員会
7月25日の郡山市音楽堂整備検討委員会
 通算9回目となる郡山市音楽堂整備検討委員会(委員長・大槻順一郡山商工会議所副会頭)が25日に開催された。今回の委員会では、2つのホールのうち、400〜500人収容の小ホールは、音楽以外の演劇などでも使用できる多目的ホールとし、音楽堂の整備場所としてはJR郡山駅を中心とする市街地が望ましいとの意見でまとまった。

||| 大ホールは音楽専用、小ホールは多目的利用 |||
 前回、6月下旬に開かれた前回の委員会では、1,000〜1,200人収容の大ホールと400〜500人収容の小ホールの2つのホールを整備することとし、大ホールについては利用を音楽専用とする話し合いが行われた。また、大ホールの構造は客席が舞台を取り囲み、舞台の側面や後方からも演奏者を望むことのできる「アリーナ形式」とすることで意見がまとまった。
 一方で、小ホールについては、「音楽専用に特化することで音楽堂としてより充実した施設」を目指すべきとする意見と「音楽関係者以外の市民も活用できる開かれた施設」とすべき意見が対立し、話し合いは今回の委員会に持ち越されていた。今回の委員会では、そもそも新たな音楽堂整備の気運が高まっているのは、現在の市民文化センター(堤下町)の利用希望者が多く、予約してもなかなか利用できない市民が多いためで、その受け皿としての役割を考えるなら、小ホールについてはより多くの市民が活用できる多目的とするべきとの意見が優勢となった。このため、小ホールについては音楽以外でも活用できる多目的ホールとして整備することで意見がまとまった。

||| 立地候補地に貯金事務センターや豊田浄水場跡地 |||
 また、今回の委員会では音楽堂の立地について話し合われた。立地については「JR郡山駅を中心とする市街地」と「それ以外の郊外地区」の2案について検討された。
 より多くの駐車場を確保するためには市街地よりも郊外が望ましいといった意見も出されたが、福島県が進めるコンパクトシティの考え方と歩調を合わせることや音楽堂が周辺地区の活性化に寄与する期待などから市街地とすべきとする意見が採用された。
 具体的な整備場所までは同委員会では検討しないとしながら、「例えば立地を検討すべき場所」として、移転することが決まっている清水台2丁目の貯金事務センター跡地や豊田町の浄水場跡地、本町1丁目の橘地域公民館の隣接地などを報告書に記載することとした。

 郡山市の音楽堂構想は、郡山市民の積極的な音楽活動に対して、発表や練習の施設が少なすぎるとの声があることから、音楽専用ホールの建設を検討しているもの。
 郡山市では、音楽施設の利用者となる市民が主役となって音楽堂整備に携わることを目的として、昨年12月に有識者や音楽関係者、市民などからなる音楽堂整備検討委員会を設置した。郡山市の財政事情といった前提条件を考慮せず、市民の自由な立場から「音楽都市・郡山市」にふさわしい音楽施設の在り方を検討している。
 次回の委員会は8月29日に開催を予定しており、9月に郡山市に提出することになっている報告書の素案について検討する。(06.7.26)



Copyright (C) 2001-2005 Medianetplan Co.,Ltd. All Rights Reserved.
このサイトに記載された記事及び画像の無断転載を禁じます。