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福島西道路の南伸で2ルート帯示す


〜「橋梁+盛土」と「トンネル+盛土」〜
8日に開かれた第4回福島西道路検討委員会8日に開かれた第4回福島西道路検討委員会
  第4回福島西道路検討委員会(委員長・鈴木浩福島大学教授)が8日に開催され、「大森地区から伏拝交差点南側を盛土+橋梁で結ぶ案」と「大森地区から県立医大病院付近までを盛土+トンネルで結ぶ案」の2案が福島河川国道事務所から示された。事業費はいずれの場合も約250億円としており、渋滞緩和の効果や施工性、自然環境への影響などを考慮しながら次回の検討委員会で最良のルート帯を選択し、概略計画案としてまとめることにしている。

||| 事業費はいずれも約250億 |||
 今回、福島河川国道事務所が示した福島西道路の南伸ルート帯は、「大森地区から伏拝交差点南側を盛土+橋梁で結ぶAルート帯」と「大森地区から県立医大病院付近までを盛土+トンネルで結ぶBルート帯」の2案。

大森地区から伏拝交差点南側を
盛土+橋梁で結ぶAルート帯 [拡大]


大森地区から県立医大病院付近までを
盛土+トンネルで結ぶBルート帯 [拡大]
このうち、Aルート帯は、都市計画道路・小倉寺大森線の大森地区から北谷地地区を経由して国道4号・伏拝交差点南側に接続する案で、道路構造は道路北側区間を盛土約3.4kmとし、南側区間を橋梁約1.1kmと想定している。また、国道4号の渋滞を緩和するため、福島西道路接続部からNEC工場付近までの約1.5kmを現在の4車線から6車線に拡幅する案となっている。
 一方、Bルート帯は、同じく都市計画道路・小倉寺大森線から県立医大病院直近で国道4号に接続する案で、道路構造は道路北側区間を盛土約4.5kmとし、南側区間をトンネル約2kmと想定している。また、濁川に架かる0.1kmの橋梁が必要となるという。
 事業費はいずれのルート帯の場合も同じく約250億円と試算している。一般的には橋梁よりもトンネル構造が事業費は大きくなるが、福島西道路を橋梁で国道4号に接続する場合、濁川付近から伏拝交差点までがすべて橋梁構造となり、高さも約30〜40mとなることから、トンネル構造を採用した場合と事業費は同程度と試算されるという。
 また、福島西道路南伸の最大の目的である国道4号南部区間の渋滞緩和や福島市の市街地から県立医大病院へのアクセス性の向上などについても、両ルート帯とも同程度の効果が得られるとしている。

 検討委員会では、今回示された2ルート帯をもとに、次回の第5回検討委員会で1)交通(渋滞解消効果など)、2)環境(自然や景観、生活環境などへの影響)、3)社会経済(地域の発展など)、4)事業性(事業費、早期実現など)といった観点から、概ね500m程度の幅をもつルート帯を選定、道路の主な構造などを含め概略計画案としてまとめることになっている。

 福島西道路は、福島市南矢野目の国道13号から福島市吉倉の国道115号までの区間が供用されており、現在は吉倉地内から南側に1.3キロ延伸して新たに整備される都市計画道路・小倉寺大森線に接続するための工事が進められている。検討が進められている南伸化計画は、その小倉寺大森線からさらに南伸し、国道4号に接続しようというもの。同計画の実現によって、福島市の中心部を縦断する国道4号の渋滞緩和や冬期における道路安全性の向上、県立医大病院へのアクセス性の向上などが期待されている。(06.6.8)



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