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実態のわからない会社続出か?


〜「新・会社法」5月スタート〜
 「平成18年改正税法」と「新・会社法」のセミナーが6日、郡山市土瓜の慶徳税務会計事務所(慶徳孝一所長)の主催で開かれた。どちらも“これだけは知っておきたい”、“そこが聞きたい”というタイトル通りの内容で、ビックバレットふくしまの会場は関心の高い経営者で大入りであった。特に興味を誘ったのは、この5月から施行される「新会社法」のスタートだ。これは、これまでの慣例というか常識を打ち破られた愕きの改正である。
 例えば、これまであった有限会社は新規に作れなくなって、すべてが株式会社になるということである。

これまでの有限会社は、この改正でどんどん減少し、最終的にはほとんどが解散になる運命のようだ。どうしても「うちの会社はこのまま有限会社で行くぞ!」という会社には「特例有限会社」として存続が許されるが、世間の目は「おタクは、まだ、有限会社なの?」と切り出され、“消極的なイメージにも繋がるのではないか”という懸念もあって結局は、株式会社に変更せざるを得ないようだ。また、何の手続きをしなくても国が、有限社員は株主に、1口は1株に、自動的に変更され、登記簿も国の特権で勝手に直してしまうから、特別手を付けなくてよいようである。有限会社の資本金も1口5万円で60株の発行済株式総数となり、そのまま株式会社に移行されて有限会社は事実上、日本社会から消える運命となる。
 もっと愕くべきことは、資本金の規制がなくなることだ。たった1円で株式会社が作れるのだ。だが、勘違いしてならないのは、これまで特例の「1円で株式会社を設立」した人は、登記を廃止して、あらためて1000万円で会社を設立しておかないと会社は消えてしまうので注意が必要だ。また、儲けた会社の配当は、これまで配当する時期に制限があったが、今度はいつでも株主に還元することができるのだ。



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