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大学ベンチャーから新産業を創出できるか

産学官連携フォーラム
 「異分野との融合」へ。をテーマとした日本大学工学部工学研究所と郡山地域テクノポリス推進機構、郡山地域ニューメディア・コミュニティ事業推進協議会が主催する、『産学官連携フォーラム』が25日、郡山市の日大工学部50周年記念館で開かれた。郡山市の福井邦顕日本全薬工業社長は、「企業の開発研究と産学連携について」をテーマに特別講演した。
 その中で福井氏は、「企業の開発研究は目標を明確にしてスタートし、必ずやり遂げるという意志を経営者も、開発者も持ち続けることが成功の確率を高める。産学連携をスタートさせるとき、互いの将来の夢を語り、思いを共有すること、互いに逃げない強い意志を持ち続けるかくごを確認することだ。大学ベンチャーが多く育っているが、会社のビジョンとコンセプトが明確であるかどうか、そして経営者の創業の精神が感じられるかどうかで成功がほぼ決まる」と語った。また、「運がなかったらキッパリ諦めることも、責任ある経営者の務めと考えるべきである。成功する道は人のやらないことをヤルしかない」との経営持論を述べた。また、福井氏は企業の研究開発、産学連携についても触れ、一段と医工連携が大切であり、工学的発想を大いに取り入れて直面する壁の突破を図りたいとも語った。

 これに先立ち、日本大学機械工学科の齋藤烈教授が「大学ベンチャーから新産業を創出できるか」と題して基調講演した。齋藤教授は、わが国の大学発ベンチャーの現状、大学の特許収入、バイオクラスター、ナノバイオ、大学での研究と新産業創出に触れ、「なぜ、日本で大学発ベンチャーが伸びない原因に有能な人材がベンチャーに集まらないこと、莫大な特許申請費用を誰が払うのかと言った問題や米国と比べて低い特許収入、専門家の配置問題、日本の大学にはベンチャー企業家のための教育がないことへの提言などを行った。会場には企業の経営者や研究者、さらに大学生などが熱心にメモを取る姿が見られた。
 また、会場のフロアーでは研究テーマごとのポスターレセッションも催された。

その中の土木・建築関係では
●斜面崩落のAEによる予知=田野久貴(土木)
●鉄筋コンクリート構造物の補修工法に用いたインテリジェントマテリアル」=大濱嘉彦(建築)
●高性能鋼構造接合部の開発に向けて〜損傷制御型デバイスを有する骨組の性能=浅里和茂(建築)
●連続繊維シート補強による低品質伐採を用いた重ね梁の曲げ耐力の改善=S.N,パリーク(建築)(05.11.26)


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