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わさび栽培を只見町の活性化に!

栽培を指導する本田氏 植え付けするスタッフ
わさび栽培試験場 本田氏から説明を受ける助役ら
 「“わさび栽培”が成功すれば、只見町の特産品にできるだけでなく。将来は労働力の確保にもなると期待しています」と話すのは只見町産業課の渡辺理一課長。郡山市のトーカン(有馬一郎社長)が只見町との協力を得て同町黒谷字上野地内の休耕田約1000平方メートルに6000本のわさび苗を植え付けた。
 10月31日、只見町役場の菅家三雄助役、渡辺課長、有馬社長が見守る中、朝8時半から、須賀川市の本田稔夫氏の指導のもとで、会社関係者6人で植え付けが始まった。今回植え付けた6000本の苗は島根3号と呼ばれる品種で、2年半を掛けて成長を見守る。本田氏は、「最も大変なことは温度管理で、真夏でも20℃以下に保つこと、そして鳥や虫といった外敵から苗を守り、病気とも戦わなくてはならない。さらに、2年から3年を目安に、この土地がわさび栽培に適しているかの判断が下されること」と話す。この栽培が成功すれば、8000本から1万本の植え付けが可能となる。この栽培に踏み切った有馬社長は、「日頃からお世話になっている只見町のためにも、必ず成功したい。成功すれば、只見町にわさび栽培を通して、恩返しができると考えています」と語った。
 また、わさびの生産は国内需要の20%以下で、只見町で1万本の植え付けが可能になれば、「わさびの産地」と呼ばれるだけに只見町の期待は大きい。有馬氏は、すでに製薬会社、高級料亭、食品問屋などに販売する計画を模索中だ。

共同作業で地元建設業と協定書交わす

 今回のわさび栽培にはもう一つの狙いがある。トーカンは、同町にある大正工業株式会社(三瓶吉夫社長)と協定書を交わし、共同作業に踏み切った。わさび田の建設は大正工業が担当し、植え付けから管理、収穫までトーカンが担当する分業制をとった。「農業はどうしても建設業の機動力が必要だ。さらに将来、定年する従業員の働く場所を確保することも大切なことで、建設業の従業員も元はと言えば、農業の経験がある人が多いはず。建設業が新分野進出をめざすなら、この地方なら農業がいちばん」と有馬社長は建設業の農業分野への進出を提言する。(05.11.1)

株式会社トーカン
http://www.tokans21.co.jp/
大正工業株式会社
http://www.taishou.info/


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