市民〔citizen〕と結ぶネットマガジン!
建設メディア「MEDIA」
Home >News!

福島市都市計画審議会が3議案を承認

 第98回福島市都市計画審議会(品竹貞男会長)が17日に開かれ、1)県北都市計画土地区画整理事業の変更(福島都心東土地区画整理事業の廃止)2)県北都市計画公園(信夫山公園)の変更の承認3)県北都市計画土地区画整理事業の変更の承認の3議案について審議した結果、3議案とも原案通り了承した。福島都心東土地区画整理事業については、市の都市計画決定のため、11月には告示される見込みだ。一方、信夫山公園と県北都市計画土地区画整理事業については、県の都市計画決定となるため、11月に開催される福島県都市計画審議会での審議を経たのち、年内にも都市計画決定の告示がなされる見通しとなっている。

 福島都心東土地区画整理事業は、福島市公会堂・市立図書館付近を中心とする16.2haを対象に、総事業費219億円を投じる土地区画整理事業によって、公共・公益施設の整備や都市景観と居住環境の形成を図ることを目的としていた。しかし、事業が採択された平成7年当時に比べて、市の財政状況が非常に厳しい上に、事業区域内の地価が大幅に下落していることから事業を継続するインセンティブが薄れている。一方で、同事業区域に含まれる都市計画道路・腰浜町町庭坂線(延長366m)は、交通ネットワーク上、中心市街地における東西の基軸として、重要な位置付けにあることから、早期整備が求められている。
 このため、同土地区画整理事業の区域を廃止し、腰浜町町庭坂線の事業化を先行させ、残る区域については、市の長期計画である都市マスタープランとの整合を図りながら、中長期的なビジョンから安全・安心のまちづくりを目指すとしている。 

東稜高校の建替え整備に弾み

 信夫山公園は、市街地の中心に位置する信夫山を含み、自然の美しさから福島市のシンボルとして市民に愛され、風致公園として自然環境の保全に努めながら整備が進められてきた。今回の都計審では、約190haあった公園のうち、福島東稜高校周辺(福島市山居上および所窪の全区域、児石、立道および鴇頭森の各一部区域)の約17haを公園区域から除外することを承認した。
 一方、福島東稜高校では校舎の老朽化が進んでおり、県が定める校舎の耐震基準を満たしていないため、校舎の建替え計画が進められている。これまで、都市計画公園の区域内ということで、鉄筋コンクリート造の建築物の建替えは許されていなかったが、今後、公園区域からの除外が都市計画決定されれば、建替え計画が本格化することになる。現在、福島東稜高校では、福島市と土地造成について協議を進めている。

 県北都市計画土地区画整理事業は、国道4号線およびその周辺地区を整備するために、国道13号線から松川橋までの約85.8haを対象に昭和31年に都市計画決定がなされた。このうち、五十辺・八島町地区約40.3haでは、その後、民間開発による都市基盤整備が進んでおり、また、都市計画道路・太平寺岡部線(国道115号線)などの公共施設が整備されていることから、土地区画整理事業の目的は果たされているとして、今回の都計審で事業区域から除外することが承認された。(05.10.18)



Media Index :
福島都心東区画整理の頓挫から見えるもの



Copyright (C) 2001-2005 Medianetplan Co.,Ltd. All Rights Reserved.
このサイトに記載された記事及び画像の無断転載を禁じます。