市民〔citizen〕と結ぶネットマガジン!
建設メディア「MEDIA」
Home >News!

霊山道路のルート選定へ予備設計に着手

 福島県土木部は、国道115号線・霊山道路(仮称)について、18年度の事業採択に向けて、ルート選定に向けた予備設計と景観検討業務の2件のコンサルタント業務をいずれも福山コンサルタントに委託した。設計工期は18年3月まで。
国道115号[霊山道路/バイパス道路]
画像をクリックすると拡大します。
県では、今後、ルート選定に向けた検討業務を進め、18年度の事業化を目指していく。

 霊山道路(仮称)は、国道115号の伊達郡霊山町大字下小国地内〜同町大字石田地内の約10キロ区間についてバイパス道路として建設が計画されている。
 同道路は勾配やカーブが多く崖崩れ等の危険個所が点在しているほか、一部は連続雨量が120mmを超えると通行が規制される地区となっている。一方で、国道115号の相馬〜福島間は、県内の北部軸として役割を担う幹線道路であり、県では早期に整備の必要性の高い道路整備区間として評価している。
 延長は10.4kmで、車道幅員7.0m(道路幅員12.0m)程度を想定している。全体事業費は約300億円としているが、これは同じ国道115号線で福島河川事務所が調査・設計を進めている阿武隈東道路(相馬市東玉野〜同市山上地内)を元に概算した数字だという。
 道路構造は、複数の橋梁やトンネルが考えられるため、コストや施工性を検討するための調査を本年度に実施する。また、日照や地質などの条件を考慮した場合、県立公園(霊山こどもの村)内を通過するルートも考えられるとして、動植物等の自然環境への影響調査を実施するとしている。
 今回、福山コンサルタントに委託されたのは、ルート選定に向けた1000分の1の図面によるより詳細な検討を行うための予備設計と盛土や擁壁整備を実施した場合の景観をシミュレートするための景観検討業務の2件。

 県では、国道115号線全体の利便性を考慮し、できるならば阿武隈東道路の供用に合わせて、霊山道路(仮称)についても完成・供用させたいとしているが、財政状況が非常に厳しいなか、18年度以降の進捗については不透明としている。
 なお、霊山道路については、県の17年度公共事業評価の対象事業となっており、6月に開催された公共事業評価委員会では、新規事業採択に向け、17年度に調査着手することが望ましいとの結論が出された。(05.10.13)


Media Index :
【県公共事業評価委】各部会が意見とりまとめ
【霊山道路】本年度にルート等調査



Copyright (C) 2001-2005 Medianetplan Co.,Ltd. All Rights Reserved.
このサイトに記載された記事及び画像の無断転載を禁じます。