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宮畑遺跡環境整備の設計者は大建・鈴木JVに

 福島市は、6月から進めてきた宮畑遺跡環境整備事業に関する設計者選定プロポーザルの最終結果を公表、最優秀者に大建設計・鈴木設計JV、次点者には岡田新一・小島建築JVをそれぞれ選定した。

 今回のプロポーザルでは、市から6項目の課題について技術提案が求められた。課題内容は、史跡整備の根幹である「保存・活用の理念・方針の具現化」の他に、「ゾーニング・動線計画」、「施設のデザイン」、「整備のテーマ・ストーリー性」、「周辺の環境との調和」、「活用のためのソフトとそのアイデイア」に関わる内容であった。

 最優秀に選ばれた大建設計・鈴木設計JVの提案については、『全体的にバランスがとれた提案で、テーマ・ストーリー性のイメージ作りがよくできていた。広場を野草で仕上げ、ランドマスターによる維持管理は、市民協働による史跡運営の面で高く評価され、市民協働の運営につながる史跡整備の姿が提案されていた。ランドスケープ的にも、広域空間の中で宮畑遺跡を位置づけた点が、他の提案にはみられない適切な提案であるといえる。活用についての、学校教育、生涯学習等の学習だけでなく、娯楽性を取り入れたEdutainmentによる生きる力の育成は、独創性の面で高く評価される。施設構成のあり方についても、ガイダンス等の建築面と縄文空間創出のバランスがよく、施設を構成する要素に対する提案も確度が高い』との審査員の評価を受けた。
 一方で、『ランニングコストを考えた保存と活用等を含めて、的確性、実現性が高い反面、現実的な提案で積極的な提案に欠け、ガイダンス施設にも、施設内の区画は示されているものの、空間構成について踏み込んだ提案に欠けるとともに、全体的にもう少し魅力がほしい。宮畑遺跡の特徴を活かした独創性の創出が課題といえる。』との指摘を受けた。(05.9.27)


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宮畑遺跡整備の基本設計者を18日に決定



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