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【宮畑遺跡環境整備】10月までに設計者を選定

 福島市は、宮畑遺跡環境整備事業について、17年度は基本設計を進めるため、現在、公募型プロポーザル方式による設計者の選定手続きを進めている。7月5日まで設計プロポーザルへの参加希望者を受け付けており、8月18日〜22日の期間に技術提案書の提出を受け、学識経験者および福島市職員からなる審査委員による1次、2次審査を経て最優秀者を選定する。10月からは基本設計の作業を進め、年度内に各施設の配置計画や内容を固めることにしている。続く実施設計は18〜19年度で進め、19年度からは整備工事に着手、22年度のオープンを予定している。福島市では概算総事業費として10億円程度を見込んでいる。

 福島市岡島に広がる宮畑遺跡は、今から2,500〜4,500年前の縄文遺跡で、10〜13年度に実施された確認調査では、それぞれ様相の異なる縄文時代中期・後期・晩期の集落跡が確認された。縄文時代中期の集落では、一部の竪穴住居が長期間にわたってわざと焼かれていることが明らかになり、結果的に約4割の家が焼かれたことが判明した。また、縄文時代晩期になると、掘立柱建物を環状に配列した集落が営まれ、掘立柱建物跡群の外側には幼児用の墓と考えられる埋甕が伴っており、これまで全国的にも明らかでなかった縄文時代晩期の集落の姿が確認されている。こうしたことから、宮畑遺跡は全国的にも重要な遺跡であるとして、15年8月には国史跡に指定された。
 これを受けて福島市では、市民代表による宮畑遺跡史跡整備活用市民懇談会および宮畑遺跡学校教育活用懇談会を設置し、史跡の整備と活用の在り方について検討を進めてきた。16年度には宮畑遺跡の保存や整備、活用方針を定めた整備基本構想を策定し、宮畑遺跡の調査研究及び情報発信とともに、市民協働による宮畑遺跡の運営を進め、まちづくりとしての活用など、幅広く活用を図っていく方針を示している。

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