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【霊山道路】本年度にルート等調査

 福島県土木部は国道115号線・霊山道路(仮称)について、早期事業化へ向け、本年度はルートや構造の検討、動植物等の調査を進める計画でいる。

 霊山道路(仮称)は、国道115号の伊達郡霊山町大字下小国地内〜同町大字石田地内の約10キロ区間についてバイパス道路として建設が計画されている。
 同道路は勾配やカーブが多く崖崩れ等の危険個所が点在しているほか、一部は連続雨量が120mmを超えると通行が規制される地区となっている。一方で、国道115号の相馬〜福島間は、県内の北部軸として役割を担う幹線道路であり、県では早期に整備の必要性の高い道路整備区間として評価している。

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国道115号[霊山道路/バイパス道路]
 延長は約10kmで、車道幅員7.0m(道路幅員12.0m)程度を想定している。全体事業費は約300億円としているが、これは同じ国道115号線で福島河川事務所が調査・設計を進めている阿武隈東道路(相馬市東玉野〜同市山上地内)を元に概算した数字だという。
 道路構造は、複数の橋梁やトンネルが考えられるため、コストや施工性を検討するための調査を本年度に実施する。また、日照や地質などの条件を考慮した場合、県立公園(霊山こどもの村)内を通過するルートも考えられるとして、動植物等の自然環境への影響調査を実施するとしている。

 17年度の一般会計当初予算には環境調査、道路橋梁調査、基礎調査費として3,000万円を計上している。
 県では、国道115号線全体の利便性を考慮し、できるならば阿武隈東道路の供用に合わせて、霊山道路(仮称)についても完成・供用させたいとしているが、財政状況が非常に厳しいなか、18年度以降の進捗については不透明としている。
 なお、同事業は、県の17年度公共事業評価の対象事業となっており、本年度の調査着手を求める県に対して、公共事業評価委員会(鈴木浩委員長)では、6月中に事業推進に対する評価をまとめることとなっている。(05.5.6)


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