インターネットの現状と課題を探る
IP電話サービスの問題と課題指摘
インターネットとインターネット関連ビジネスの動向
インターネットの動向などについて講演する細谷氏
  インターネットの利用者と利用分野が大きな伸びと広がりを見せるさなか、県ベンチャー・SOHO・テレワーカー共同機構の主催によるインターネットとインターネット関連ビジネスの動向を探る講演会が22日、福島市のコラッセふくしまで開かれた。

  講師はITアウトソーシング業などを手掛けるNTTコムチェオ代表の細谷遼一氏が務め、インターネットの基盤を支えるバックボーン、インターネットエクスチェンジ、キャリア、ISP、ASPの現状と今後の可能性やそこから広がるビジネスの可能性などについて講演した。

  その中で将来、大きな広がりを見せるIPを用いた電話サービスの問題点にも触れ「各事業者のSIP仕様に差異が存在し、相互接続性が低いことや、各末端(ベンダ)のSIP仕様に差異が存在し、相互接続性が低く、各事業者間の接続が増加するにつれ、品質の測定、管理が困難になる点などを指摘した。また課題としては、信頼度のさらなる向上、既存電話網が提供する多機能サービスの実現(フリーダイヤルなど)や音声のみならず、多様なメディアを利用するあらたなサービスの展開が必要だと語った。

  さらに、普及・推進に努めているインターネット家電については、将来すべての家電にインターネットが接続されるが、思いのほか使いにくいという問題点を抱え、セキュリティにも不安があると指摘しながらも近い将来、ADSL、携帯電話、光、ドライカッパーなどによる通信大戦争が始まる。また、インターネットの今後は、2005年には世界の最先端を行くIT国家戦略「e−JAPAN重点計画 2004」に沿って進められると述べた。


e−JAPAN重点計画 2004
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/ejapan2004/040615gaiyou.pdf
NTTコムチェオ
http://www.nttcheo.com/

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