情報通信と環境関連の出展者が半数占める!
郡山でビジネスクリエーション東北2004

 『ビジネスクリエーション東北2004』が11月25日、26日の2日間にわたって、郡山市のビックパレットふくしまで開催された。催しは、福島県や郡山市などの主催によるもので、新しい製品・技術・サービスなどを有する企業・団体が結集し、情報発信・販路開拓・技術交流を行う場として企画され、今回が6回目となる。
 主に東日本に所在する133企業・団体が189の展示ブースを出展し、それぞれの製品・技術・サービスを展示したほか、会場内に設けられたステージ上でプレゼンテーションを行った。
 今回は、高度情報化という時代の趨勢を反映して、情報通信ビジネスに関する出展が目立っており、携帯端末を使った防犯システムや経営効率化のためのパソコンソフトなどが注目を集めていた。また、同様に目立っていたのが、環境ビジネス関連の展示で、廃棄物リサイクルや省エネルギーに関する製品・技術が数多く出展されており、情報通信関連と環境関連で全出展者の半数近くを占めていた。
 また、福島大学や日本大学、会津大学など大学・研究機関による出展ブースでは産学官連携によるこれまでの研究成果が展示され、さらなる緊密な連携の重要性を訴えていた。

出展した主な企業の紹介

株式会社福島シービー(郡山市三穂田町)
車椅子やベビーカー走行で不快感を感じる目地部の振動を和らげた新感覚の舗装用ブロック「アートスルー」を中心に透水性の実験などを展示した。特にアートスルーはストライブの幅をブロックの目地幅とほぼ同じ4ミリとし、あえて規則的な振動を発生させることで、振動を和らげる効果を発揮するほか、ローレットは排水性を高め、スリップ防止の効果もある。
開催中にはラジオ福島が午後の番組で生中継を同コーナーから行ってアートスルーの良さを県内に発信した。
■詳しくは同社ホームページへ
http://www.f-cb.co.jp


有限会社タカ工芸社(福島市大森)
ハイブリット方式による音声と点字が組み込まれた案内装置とレーザー彫刻の商品を展示した。特にユニバーサルデザインによる視覚障害者に優しいシステムとして、福島駅西口、郡山駅東口に設置された。また、木の温もりを生かした案内サイン各種、それにレーザー彫刻による表札、記念盾、ブライダル贈答用品や販売促進用オリジナルグッズの点字と制作を紹介した
■詳しくは同社ホームページへ
http://www.safins.ne.jp/~takasign/

株式会社フクヤマ(郡山市富久山町)
廃陶器瓦を主原料とした多孔質セラミック歩道板「アクアセーブ」を展示した。高温焼成によるできるたくさんの小さな気孔が、素早い吸水とゆっくりと蒸発させる打水効果で都市部でのヒートアイランド現象の防止に役立つ。公園や住宅の玄関、公共の広場や学校に使われる。基材から有害物質の溶出や凍害による心配がない商品で、福島県の『うつくしま、エコ・リサイクル商品』にも認定されている。凍害実験では、東北窯業企業組合(郡山市日和田町)の実験成績書を添付した。
■詳しくは同社ホームページへ
http://www.2980.jp/

福島県雨水活用事業協同組合・他(郡山市亀田1丁目)
同時開催された「特許流通フェアin 東北2004」には、10月に開かれた『都市公園コンクール』で晴れの国土交通大臣賞に輝いた日大工学部と同組合、そして藤島理事長が経営する有限会社藤島建設が、「雨水ろ過長期保水システム」を特許出願のためにパネル展示した。

【特許申請概要】

○技術分野は建設(土木・建築)、○機能は非常災害時の命の水、○出願番号は特願2003−186337、○発明の名称は雨水地下ろ過給水装置、○出願人は有限会社藤島建設、○実施実績は日本大学工学部(心静緑感広場)、○許諾実績は有、○権利譲渡は無、○実施許諾は有。
■詳しくは組合ホームページ
http://usuikumiai.netbb.jp