県、郡山、須賀川市の担当職員が見学会
話題の非常時「雨水ろ過長期システム」

 日本大学工学部と福島県雨水活性事業協同組合(藤島寿理事長)が共同開発した「雨水ろ過長期保水施設」には県内外から多くの自治体担当者や設計士の団体、建設関係者などが現場説明会や現場見学に訪れ、災害時に備えた雨水活用法が話題になっている。
 9月17日には、県の県中建設事務所をはじめ、郡山市、須賀川市の土木、建築、緑地公園職員など約60人が同大学施設を訪れ、開発に当たった出村克宣教授と藤島理事長の説明を受けた後、現場を見学した。この施設は同大学敷地内にある「心靜緑感広場」に設置され、公園の付帯的効果は非常に特徴的、かつ有効であるとして、第20回都市公園コンクールの材料・工法(大規模施設)部門で国土交通大臣賞に選ばれた。受賞理由には、大量の雨水再生水を半永久的に貯留することができ、循環に必要な動力は太陽光発電や風力発電で賄うことができる省エネ型施設で、この施設を 全国の公園や学校の校庭につくることで、通常時はもちろん、非常災害時の「命の水」を備えることができることなどが高く評価された。藤島理事長は「将来は、住宅やビルなどの屋上緑化や駅のホーム、道路といった場所での普及も図りたい」と意欲を見せた。10月29日には日比谷公会堂で行われる(社)日本公園緑地協会が主催する全国大会で表彰を受ける。

■県雨水活用事業協同組合ホームページ
http://usuikumiai.netbb.jp/
■建設メディア参考記事
http://www.medianetplan.com/040825/004.html
■詳しい資料(会員のみ)はメールで建設メディアまで。