対応の悪さは、レベルの低さ?

慶徳総合経営センター(株)
税理士 慶徳孝一

 初の民間出身トップを迎え「解体的出直し」に向かうはずの社会保険庁の改革がもたついているようです。業を煮やした坂口厚労相は、村瀬長官に助言し補佐する最高顧問に民間人を新たに任命したとか。問題は、社会保険庁職員の意識改革の遅れです。公務員の既得権益に対する固執は一筋縄ではいかないもののようです。社会保険事務所の窓口の対応の悪さはここで述べるまでもありませんが、職員のレベルの低さに起因しているように感じます。誠意のない対応をする職員の多い中、対応力のある職員を見つけ出し「名指しでその職員を指名する」のが一番の早道。私もようやくそんな職員を地元の社会保険事務所の中に見つけました。地方職員はなかなか変わらない中で、社会保険庁では改革が目に見える形で進んでおります。その一つが「年金見込額試算」のサービスです。今年の1月から、55歳以上の人が社会保険庁のhttp://www.sia.go.jp/sodan/nenkin/simulate/index.htmで申し込みをすれば、郵送によって年金額試算サービスを受けることができるようになりました。
 更に今年の3月からは、老齢基礎年金の受給資格のある58歳到達者に対し、58歳到達月の翌々月に、「年金加入記録のお知らせ」が社会保険業務センターから本人宛に送付されます。平成9年1月に基礎年金番号か交付されましたが、それまでは厚生年金と国民年金にそれぞれの番号が付されておりましたは上記の試算サービスを何人かの方について試みたところ、「年金加入記録のお知らせ」には一方の年金番号しか記載されていない方がほとんどでした。0120−588−258(社会保険業務センター三鷹庁舎)に電話し、ご自分の基礎年金番号に厚生年全と国民年金の双方の支払記録が載っているかどうか確認することもできます。勿論、地元の社会保険事務所でもできるのですが、半日ぐらい待つ覚悟が欲しいようです。社会保険業務センターの職員さんは「地元の社会保険事務所でも電話で大丈夫ですよ。」とやさしく言ってくれたのですが、実際に試してみたら、3箇所ほど電話を回され、挙句に「文書で出して下さい。」でした。私も元公務員ですが、国税局・税務署職員の窓口対応は、その当時も今も公務員の中ではピカ1だと思っております。(多分、皆に嫌がられる仕事のせい・・・・・) 以下省略(04.9号から)

■慶徳総合経営センターホームページ
http://mykomon.ecall.co.jp/keitoku/
■建設メディア(過去の記事)参考
http://www.medianetplan.com/030725/006.html
http://www.medianetplan.com/030610/003.html
★いつも「ファロス」を送って頂いている慶徳総合経営センターの慶徳孝一社長が、いま話題の年金問題と社会保険庁に関するお話しをまとめており、「そうなのか」と感心させられましたので、皆さんにもご紹介いたしました。(富)