時の話題

ろ過層には窒素やリンなどの除去機能あり!
注目が集まる「省エネ型雨水の再資源化システム」


《写真は“心静緑感広場”内にある「省エネ型雨水の再資源化システム」と試験結果》

 郡山市の日大工学部敷地内にある「心静緑感広場」が都市公園国土交通大臣賞に輝いた。評価されたのは、広場敷地内に日大工学部の出村克宣教授のグループと郡山市にある県雨水活用事業協同組合(藤島寿理事長)が長年、研究開発した「省エネ型雨水の再資源化システム」を導入し、広場の環境保全と雨水の有効活用が認められた。同組合の大内邦夫専務理事は、「県内の建築設計士の組合や各自治体の見学や講演ばかりではなく、沖縄県の離島からの見学もある。自治体が積極的にシステムを採用して民間の足がかりになって欲しい」と話す。
 大内専務は県内外の主な自治体に同システムの理解と普及に努める。特に雨水の浄化機能について、「雨水は、原水槽で一次処理された後、貯留水槽上部のろ過槽層内に散水されて生物浄化されます。ろ過層には、芝生の根が成長してますから、窒素やリンなどの除去機能があります。貯留水槽内の雨水は常時くみ上げられ、ろ過層内を循環することによって浄化され上部より流します。また、貯留水槽内部においては、水質浄化用ポーラスコンクリートブロック及び機能性接触材層を通過することによって、生物浄化されます。貯留水槽上部の芝生は、降雨のろ過機能を有すると共に、貯留槽内の雨水を散水することによっても、それに含まれる栄養塩類を除去する機能をもっています」と話す。
 また、表−1の水質試験結果の通り、本施設の雨水の水質は良好が保たれていることを実証した。 表彰式は10月29日(金)午後1時から日比谷公会堂で行われる(社)日本公園緑地協会が主催する弟20回都市公園コンクール「都市に緑と公園を」全国大会の席で行われる
■日本公園都市公園コンクール
http://www.posa.or.jp/contest/index.html
■県雨水活用事業協同組合ホームページ
http://usuikumiai.netbb.jp/
■詳しい資料(会員のみ)はメールで建設メディアまで。