一件落着か。刑務所建設の「水」問題!?
完成後の周辺環境整備に県と市は万全を!

 福島市南沢又の福島刑務所の「福島刑務所・福島刑務支所(仮称)新設工事」は順調に進んでいる。施工の鹿島・五洋・りんかい日産JVが近隣住民に定期的に配布する「上原だより」(8月6日発行)によると、刑務所新営工事は駆体工事もほぼ完了し内部の工事に入った。また前田・日本国土・佐藤JVが進める刑務支所も5棟が上棟し、駆体から仕上げ工事に入っている。
 追加工事として、今月末にも着工予定の職員宿舎(F棟)2棟を地元企業の青柳・大丸・古俣JVと(I棟)1棟を松崎建設が請負。電気、機械設備も地元企業の大和電設工業(いわき市)と第一温調工業(福島市)、それに電気(未定)と機械設備を福島スーパー設備が請け負った。完成は17年2月の予定。

 また、計画当初から懸案となっていた水問題も新たな井戸を掘らずに、既存の井戸を現状通り使い、新設増加分は市の水道に直結することで“一件落着”の方向に進んでいるようだ。どんな工事でも水問題は付き物である。地元農家の農作物に影響が心配されたが、福島県や福島市がこれだけのマンモス工事に何のシグナルも送らずに、「国任せ」にしていたことは大きな問題だ。周辺道路や塀の問題、水問題など“先送り”で地元説明会が開かれたことは、不手際というほかない。刑務所の町“怖いふくしま”にしないためにも、周辺の環境整備には十分な配慮が必要だ。受刑者・刑務所職員合わせて2500人+職員家族=約4000人?の町に変身する南沢又地区。完成後も県と福島市はすべて『国に任せっきり』にするのか、佐藤知事も瀬戸市長もヨーク考えて見てよ。(写真はJVする地区民向け広報)