炭は分析研究とデータ化が最大の課題
〜郡山テクノポリス推進機構〜
第5回「炭の研究会」の会合開く

 郡山地域テクノポリス推進機構が情報発信する研究グループ「炭の研究会」の第5回目の月例会が3月26日、郡山市のビックパレットで開かれた。コーディネーターを務める日本大学工学部工学研究所の柳沼力夫氏をはじめ、県内から「炭」を新しい産業分野として取り組む企業や新ビジネスとして捉えたい企業、個人など約100名近くが参加した。昨年8月の発足以来、県内における県民の炭への関心は高まり、炭の研究会に参加する企業や個人の数も回を重ねるたびに増え続けている。
 今回は研究会会員である双葉郡富岡町の(有)サンセレクションの高橋雅裕社長が、「炭の土壌利用について」、伊達郡月舘町の伊達森林組合参事である高橋唯夫氏が、「木炭(粉炭)の活用について」、郡山市で炭の化粧品に取り組む(株)ナースバンクの野本百合子氏が、「炭の多用途開発について」と題し、それぞれの炭との格闘を披露しながら、炭へのこだわりを語った。 特に伊達森林組合の高橋氏は「炭は良い物だ、良い物だと口伝えでは広まっていくが、なかなかその良さをデーターで表せないのが難点だ。炭の分析研究が課題だと感じている。それでないと需要と供給のバランスがとれず、年々単価が安くなっていくのが現実」と炭の分析とデーター化の必要性を訴えた。

 サンセレクションは壌改良材、床下調室材、水質浄化材、融雪材、建築資材を製造販売、伊達森林組合は良質の粉炭を製造し、土壌改良材、建材、枕、布団パット等に加工販売。また(株)ナースバンクは、石鹸やシャンプー、基礎化粧品の製造と販売に取り組み、現在も炭の匂いを消す方法に取り組み成果を上げている。
 なお次回は、先進地視察を予定し参加者を募る。予定地として県内、宮城県、岩手県、新潟県の一コースを一泊二日でまわる計画。

■(有)サンセレクションホームページ
http://www.sanserekushon.co.jp/test00.htm
■伊達森林組合関連ホームページ
http://www.town.tsukidate.fukushima.jp/miyage/funtan.html
(株)ナースバンクホームページ
http://www.nurse-bank.co.jp/