都市部の合併には被害者がいない!
合併に冷ややかな福島市に喝!

「福島市の人口は黙っていても、現在の須賀川市程度になる。川俣町・飯野町との『法定合併協議会』の設立は福島市民にとっても、合併をどのように捉えていくべきなのかを考える必要がある。団塊の世代の我々も、次世代のために将来に向かって誤りのない判断を下すべき時だ」と、私どもが所属する「100人会・3月例会」で、久々に檄を飛ばすのは横山俊邦さん。
 この日は会員の立場ではなく福島市議会議長。その立場もあってか、会場に粋のいい声がガンガンと響く。いまや全国で“合併旋風”が吹き荒れるが、福島市も蚊帳の外ではいられないようだ。川俣町・飯野町が福島市との合併を強く望むのに対し、福島市民の関心はいまひとつ。先に飯野町長と議会議長、そして川俣町議会の有志が福島市と市議会に対し「合併協議会の設置」を求めて要望書を提出したが、福島市民と同様に福島市側の反応は冷ややかだ。これに対し当の横山議長は、「協議会設立の情報が市長に良く伝わっていないようだ」と不満をプチまける一コマもあった。だが、市民レベルではすでに、「福島市・川俣町・飯野町との合併を進める市民の会」が発足したほか、今月2日には、福島市議会の「合併問題調査特別委員会」が開かれ、「福島市に対し合併協議会の設置を求める請願」「川俣町と福島市の合併に関する陳情」など合併に関する請願・陳情5件がすべて継続審査になるなど、議会レベルでは気運が高まっている。

「法定合併協議会」設立の署名に理解を!
 100年後、日本の人口は6000万人だが・・

 横山議長はさらに、「100年後の日本をシュミレーションすれば、人口は現在の半分の6000万人となるが、東京の人口は現在のままの1200万人を維持し、東京に全人口の5分の1が張り付く。だが福島市の人口ドンドン減り、高速化に伴ってカネは仙台に流れ、県庁は自然と郡山市に移ることになる。郡山免許センターが良い例だ。すでにこうした地殻変動が起きている現状があり、合併によって人口41万5000人に歯止めをかける必要がある。観光問題ひとつにしても『役所がやってくれるだろう』ではダメだし、子ども達の頭脳流失も問題だ。教育はするが人材が根付かない。優秀な子どもほど勤める場所がない。こうした現実を福島市はどうするのかを考えないと将来が危ない。都市部の合併には被害者がいないのが現実。50年先、100年先、活力がなくなったら福島市は衰退するのみだ」と合併に対して、市民も積極的な考えを示す必要があると訴えて、「法定合併協議会」設立の署名に理解を示して欲しいと語った。


川俣町が26日、福島市にラブコール!

川俣町のラブコールに冷ややかな福島市に対し、川俣町の古川町長と五十嵐町議会長は、合併に関する事務レベルでの研究会の設置を瀬戸福島市長と横山市議会議長に対し今月26日、要望書を提出することになった。伊達郡9町による合併から離脱した川俣町は市民のアンケートをもとにした合併を目指す方針だが、果たして福島市民の反応は?。

県内の法定合併協議会設立は10

現在、合併特例法が定める17年3月まで合併を目指す県内の法定合併協議会は、会津若松市・北会津村南相馬(原町市・鹿島町・小高町・飯館町)、須賀川・長沼喜多方5市町村( 喜多方市, 熱塩加納村,塩川町,山都町,高郷村)、二本松・東北達地方(二本松市, 安達町,岩代町,東和町)、伊達7町(桑折町,伊達町,国見町,梁川町,保原町,霊山町,月舘町)、 田島町・舘岩村・伊南村・南郷村両沼5町村( 河沼郡 会津坂下町,柳津町,大沼郡 三島町,金山町,昭和村)、 会津高田町・会津本郷町・新鶴村、(滝根町,大越町,都路村,常葉町,船引町)が既に設置している。

■川俣町の市町村合併に関する意識調査・結果
http://www.town.kawamata.fukushima.jp/gappei/chousa-kekka/top.html
■法定合併協議会一覧
http://www.glin.org/prefect/upd/upd3.html#fukusima