県農林水産部が『炭』の振興めざす!
県炭振興基本方針(仮称)の策定へ

 農業、建築、福祉、公共事業など、全国規模で脚光を浴びてきた“炭”に福島県も着目し、農林水産部森林林業領域・県産材特産グループが中心となって、「県炭振興基本方針」(仮称)の策定に入った。その第一弾として、ホームページを通し広く県民の意見を求めることになった。
 その背景には平成15年1月に「うつくしま森林・林業・木材産業振興プラン21」=写真が策定され、「森林との共生」の理念に基づく循環型社会の実現に向けた取り組みがあるからだ。このプランは、おおむね10カ年の基本目標と施策の方向を明らかにし、「21世紀の豊かな森林、活力ある林業・木材産業づくり」を目指した各種施策を重点的かつ総合的に推進する計画だ。そこに「炭の振興」(本文45P)が位置づけられ、県内における炭の生産振興と消費拡大を推進する「炭振興施策の方向性」を示すことになった。

同グループの飯沼主任主査は取材に対し、「県内の山々にある木々、竹などを炭や木酢、木酢といった生産物に変えることで、森林・林業生産者の活発化が期待できると考えています。それに伴い生産者の組織化を図かることが最大の目標となります。炭の振興が図られることで、生産者の育成をはじめ、工場建設や出荷作業がのちのちの経済の活性化に繋がります。そうなれば将来的には生産者や組織団体に対して、補助金や助成金の可能性も生まれてくると考えています。」と話す。県内には炭に関する生産者はいるものの、組織化された団体はない。個々の企業や個人が生産に携わり炭、木酢、竹酢を販売しているが、県内に組織化された生産者団体の誕生が待たれる。
 同グループでは、1月21日から2月20日まで、県内に在住する企業や団体、さらに個人からも意見を募集する。提出方法は住所、氏名、電話を記入の上、郵送またはフアックス、電子メールで送付のこと。

●問い合わせは
 福島県農林水産部
 森林林業領域・県産材特産グループ 飯沼まで
 電話 024-521-7432  FAX024-521-7908
 メールkensanzai@pref.fukushima.jp

福島県炭振興基本方針(案)
http://www.pref.fukushima.jp/forestry/pubcome_sumi/sumi_kihon_top.htm