東京都千代田区にある匠総合法律事務所(秋野卓生代表弁護士)では、来年2月13日下記の要綱で「個人情報保護法に対する住宅業者の対応」に付いて講演会を開催する。
今年5月31日に施行された同法は住宅業者は住宅展示場における情報収集、DM送付に当たっての名簿の管理、施主からの個人情報の開示要求に対する対応をせざるを得ないなど、この個人情報情報保護法に対する対応にせまられることななり、対応ができない場合は6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が処せられる罰則規定もある。施行まで後一年、社内の情報管理体制を整備し法律施行に備えることが大切となる。
 同事務所では顧客から求められケースについて住宅会社の対応はどのようにすればよいかをまとめた。

(ケース1)
●ある住宅展示場にて_________________
営業マン
 いらっしやいませ。
   私達、家を建てようと思っているのですが。
営業マン さようですか。どうぞ展示場内をご覧下さい。
その前にご来場カードにご氏名・ご住所等を記載してもらえますか?
  別に構いませんが、ご来場カードに書いた個人情報はどのような目的に利用するのですか?
営業マン 会社内部の情報にするだけですが・・・
    そもそも個人情報を取得する場合には、その利用目的を公表する事を個人情報保護法18条は定めているではないですか! ちゃんと利用目的を教えてください!
営業マン それは・・・
   個人情報保護法に違反した場合には、6月以下の悪役又は30万円以下の罰金に処せられる場合もあるんですよ!

(ケース2)
●ある住宅会社にて____________________
社長
  戸建て住宅の受注は減る一方だな。他方でリフォームは好調だから思い切ってリフォーム専門の会社を立ち上げよう!
社員  リフォームの営業はどのようにして行えぱよいのですか?
社長   それは簡単! 戸建て住宅会社が長年かけて得た顧客情報をリフォーム会社が使って営業をかけれぱ良いんだよ。
社員  いいんですか?個人情報保護法23条で顧客本人の同意を得ないで顧客情報を第三者に提供してはいけない事になったんですよね。
社長  え!そうなのか?第三者と言ってもうちの子会社だぞ!
社員  それでも個人情報保護法23条4項3号の要件を備えないと違法となるそうですよ。
社長  そんな事知らなかった。

(ケース3)
●ある顧客宅にて________________________
また、A会社からDMが来た。どうしてうちが新築を希望しているという情報をA会社が知っているのかな?ちよっと聞いてみよう。
 実はですね。あなたの会社からうちにDMか届いたんですけど。うちか新築を希望しているという情報をどこから入手したのですか?
社員 申し訳ありません。情報の入手元はお答えできないのですが。
客  そんなバカな話はないでしょう。個人情報保護法25条で本人から開示を求められたときには関示をしなけれぱならないと規定されているではないですか!
社員 それは知りませんでした。申し訳ありません
  あと、あなたの会社が有している私に関する情報は全て関示してもらいますからね!
社員そのご要請に応じるかどうかは上司とよく相談してお答え致しますが。
 上司がどうであろうと、個人情報保護法25条で開示をしなけれはならない義務がお宅の会社にはあるんです!
社員 申し訳ありませんでした。よく勉強しておきます。

2月に「住宅会社向け」に講演会
東京・匠総合法律事務所で開催

■講演会内容
「個人情報保護法に対する住宅業者の対応」
と書いて平成16年l月末日までにお振り込み下さい。
日時/平成16年2月3日(火)午後1時30分から午後4時30分
場所/三菱総合研究所セミナールーム(東京駅、大手町駅)
定員/50名(定員に達しましたら御申込を締め切らせて頂きます)
主催/匠総合法律事務所
講師/弁讃士秋野卓生
費用/1名様1万円(税込み)
お申込を受け付けましたら、講演費用の請求書をご送付致しますので、平成16年l月末日までにお振り込み下さい。
■講演会受講の申込みには
貫社名 〒 ご住所 TEL FAX 出席者名を記入の上、FAXにてお申込み下さい。
氏名・住所・電話番号などの個人情報は、本講演会の受講者確認の目的以外には使用致しません
■問い合せ先:匠総合法律事務所TEL:03−5212−3931FAX:03−5212−6070