議長職に横山氏、瀬戸市長から同胞へ祝電
「ふくしま100人会」で4氏が抱負を披露

 福島市の「団塊の世代」で形成するふくしま100人会(吉岡棟憲会長)の5月例会が22日、福島市のサンパレス福島で開かれた。去る4月27日の「市議会議員選挙」で、同会から4人が立候補、その結果全員が当選を果たしたその祝賀・激励会が盛大に行われた。会場には6回当選し議長に選出された横山俊邦議員、4回当選の山岸清議員、2回当選の大越明夫議員、初陣を見事トップ当選を果たした中野哲朗議員が揃って壇上に登り、まず女性会員からお祝いの花束が贈呈された。
 続いて会員を代表し吉岡会長が「当選した4人の得票数1万4479票は公明党、共産党の総得票を大きく上回った。このことは個人への期待票とともに団塊の世代に対する信頼票ともとれる。これから4人の活動は市民の熱い目が注がれる。一昨年の市長選で初当選した本会員である瀬戸孝則市長とともに福島市の発展に全力で取り組んで欲しい」と激励した。
 このあと、中野、大越、山岸、横山の各議員から今後の抱負と会員からの祝辞が述べられた。また会員でもある瀬戸市長から同胞の当選を祝う電報が届いた。これで同会からは市長と議会のトップが誕生したことになる。
各議員の抱負は次の通り

観光と農業で経済力と活力のあるまちづくりを

中野哲朗氏(54・福島市飯坂町字月崎町9)
 30年間の民間会社の経験を生かし、21世紀の明るい福島市政を進めたいと考え、開かれた、透明性の高い、活力のある議会運営に少しでもお役に立ちたい。
政策については、観光と農業の振興を通して、経済力と活力のあるまちづくりに努めたい。また子供からお年寄りまで、心豊かに、安心して暮らせる福島市にしたい。



地域、政策にきちっとした足跡を残す時期

大越明夫氏(55・福島市上鳥渡字仲原2)
 2期目は良いところも悪いところもよく見えて来る時期。団塊の世代といわれる我々の年代が本当の意味で、地域そして政策にきちっとした足跡を残していく時期に来たと感じている。先頃、活力あるまちづくりを隣県で感じてきたばかりだが、福島市から上場企業、優良企業が次々と消えていくことに福島市の不安を抱かせる要素となっている。これから福島市が魅力あるまちづくりを本気になってやらなければ、地方分権という言葉にも乗り遅れかねないなと感じている。皆さんと共に夢のあるまちづくりにしたい。会派常任委員会での経済民生は初めての取り組みだが、特に農業、商業問題、中心市街地の活性化といった部分にタッチするが、まちづくりの方向づけができるよう、精一杯頑張りたい。


公共工事は出来るだけ地元建設業者に

山岸清氏(55・福島市泉字先達18)
「地域(男性)と台所(女性)の願いを市政に」を自分の課題として、保育所の問題から景気回復、雇用の安定が福島の願いであって、そのためなら何でもやろうと考えている。具体的には「いで湯とくだものの里づくり」であり外貨の獲得が必要だ。瀬戸市長もトップセールスで農産品を売り出している。4月からは、野菜と魚に加え新しく‘花の市場’が出来て、うれしく思っている。それに観光をはじめ、地産地消から特色ある産品を作り売ることも行政として必要なこと。PRと販路拡大は皆でやる大事な時期に来ている。また、福島市内の公共工事は、できるだけ地元の建設業者にやっていただき景気回復と雇用の安定に繋げたい。また福祉や教育環境など委員会や議会で討論して参りたい。
 それと「血税を大切に」ということで、用紙の再利用や節電に努め「すべて税金でやっているのだ」という考えを新たに「税金の最後の防波堤」として頑張りたい。


議会と行政は車の両輪であり、市民のためにある

横山俊邦氏(55・福島市山口字寺前5)
 議長として、限られた時間の中で「議会の改革をどの程度できるのか」を答えとして出さなければならない立場だが、特別委員会にしろ行政改革にしろ議長の立場から何が出来るのかを一所懸命に考えている。
 ひとつに議長の黒塗り公用車にしてもそうだ。乗っててとても恥ずかしい思いがする。あと何ヶ月かすれば、私は別な車に乗っているはずだ。これまでのそうした既成概念から変えていかなければならない。やり方を変えるのではなく、やることを変えれば、福島市は変わってくるだろうとおもう。

 それから、それぞれの責任をどうするかである。新聞紙上でご存じだと思うが、乳幼児手当の振り込み違いから発生する諸問題、その担当部長の責任問題はどうするのか。不祥事がでれば、自ら申し出るのが当たり前で、「責任をどうとるのか」という緊張感が現在の行政には無くなってきているのではないか、と心配している。

 つまり議会と行政は車の両輪であり、自分の車を点検しないで、他人の車を点検できるかと言うことだ。両輪には車軸があり、車軸は何かというと緊張感である。緊張感と信頼感がなければ、その車軸は折れてしまう。行政の車を点検する前に、私は議会側の車を点検する。互いの緊張感と信頼感の上に市民を乗せて、市民のために議会と行政があるという原点を忘れないで、議長の職責を全うしたい。より以上の市政に対する関心とご支援を頂きながら、福島市を将来において誤らない方向へと進めていきたい。

 余談だが、伊達、保原、梁川町は、すごい勢いで合併に向かっています。6万の人口で「伊達市」が平成17年くらいには、具体的な形で出てきます。福島市には今のところ、何の情報も入っていないのが実状であるが、市議会としても早急に検討していく必要があると考えている。